日本で生まれた言葉、大和言葉。
大和言葉の持つ、柔らかくも、しっかりと心地よく響く音が好きで、よく勉強しています。
好きな大和言葉はたくさんありますが、「たま」もその中のひとつ。
太古の昔から使われていた言葉です。
昔から日本人は、
「たましい」や「ことだま」のように、
そこに宿る “心” みたいな、“目には見えないけれど、確かに感じる大切な何か” というのは、神秘的で、美しく光る球の形をしていると捉えていたそうです。
現代、わたしたちが日常で使っている「玉」が指す “丸い形” は、この「たま」が拡大してその意味ができたのだとか。
「偶然出会った」ということを「たまたま出会った」と言いますが、
そんな出会いこそ、
大切なものが詰まっている気がします。
・
大事なものほど、見失うものです。
それは、
大事なものほど、目には見えないからかもしれません。
それでも確かに、
それはいつも、あなたの真ん中にあるはずです。
・
あなたの大事なものを、
あなたが一番大事にできますように。
今日も、明日も。
円香