盟友Ed Bullerを再びプロデューサーに迎えて制作された、通算9枚目となるスタジオ・アルバム
「"Autofiction"は俺らのパンク・レコードだ。口笛もベルもない。ただ5人で集まって、不具合や失敗をすべて受け入れていて、バンドがその原始的な混乱をすべてさらけ出したものだ。」
ノースロンドンのKonkスタジオにて、Suedeの長年のコラボレーターであるEd Bullerと共にライブ録音された作品。
Edは、30周年を迎える彼等のデビュー・シングル「The Drowners」のプロデュースを務めた、文字通り彼らの盟友である。
VoのBrett Andersonは「"Autofiction"には自然な新鮮さがあり、それは俺らがいたい場所なんだ」と説明する。
Suedeは、ある意味、30年前に活動を始めたときと同じ場所にいるといえるだろう。
「このアルバムの作曲やリハーサルをしているときは、まさに肉体的な興奮を味わうことができた」とベースのMatt Osmanは語る。
『Autofiction』はBrettにとって最もパーソナルな作品のひとつとなった。高い評価を得ている回顧録『Coal Black Mornings』や『Afternoons With The Blinds Drawn』の執筆過程を振り返ることで、Brettは人前で演奏するシンガーとしての自分自身を新たに見つめ直し、その多くが『Autofiction』の叙情詩に滲んでいる。