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2017/04/28 13:20

 

〈TAICOCLUB’17〉にも出演するBIBIOが、新作EP『Beyond Serious』を緊急リリース!

 

人気の野外音楽フェスティバル〈TAICOCLUB〉への出演が発表され、初披露となるライヴ・パフォーマンス決定のニュースも話題のBIBIOが、新作EP『Beyond Serious』を5月5日に緊急リリースすることがわかった。

この発表に合わせ、リード曲「Beyond My Eyes」が公開となっている。なお、本EPは全世界1000枚、国内流通100枚限定の12”ヴァイナルとデジタル配信でリリースされる。

本作では、BIBIOことスティーヴン・ウィルキンソンが10代に熱中したという、90年代中期から後期のフレンチ・ハウスにインスパイアされた楽曲を4曲収録。キャリアの原点でもあるBIBIOスタイルのハウス・トラックに、オリヴィエ・セイント・ルイスの歌声をフィーチャーしたものとなっている。(田山雄士)

■BIBIO コメント
「僕が最初にサンプラーを買ったのは1998年なんだ。とてもローファイなやつで、機能やサンプリングの可能な時間もかなり限定されていた。そのサンプラーを使って初期に作ったのは、僕が大好きだった90年代半ばから後半にかけてのフレンチ・ハウスにインスパイアされた、荒削りなハウス・トラックだったんだ。実際のところ、BIBIOとして今知られているような様々なスタイルの音楽を作る以前は、ハウス・ミュージックを作ってたんだよ。

そこから18年が経って、Rolandのドラムマシーン、TR-808を手に入れたんだ。その808で2016年にたくさんのリズム・トラックを作って、リング・モジュレーターを使ったサウンドで実験を繰り返した。それから808以外の楽器を一切使わずに4つのトラックを作ったんだ。それらを携帯に入れて、家で聴き込んだ。そのままでも楽しめたけど、そこから何かへと発展できる確信を持ったんだ。808を買ったことで、ハウス・ミュージックを作りたいって願いが強くなったんだよ。その後、それらのドラム・パターンをベースにさらに発展させることにした。僕のハウス好きだった一面を知ってる親友は、ハウス・トラックだけでEPか何かをリリースすべきだって言ってくれてたし、それは常に僕がやりたかったことだった。

だからスタジオに戻って、808だけで作った4つのリズム・トラックにシンセサイザーを加えることにした。その後ヴォーカル・サンプルを加えたいって段階になって、どんなアカペラが使えるかを考えてる時(スタジオの中には使いたいサンプルがないということもあって)、オリヴィエ・セイント・ルイスが「Why So Serious?」用の送ってくれたヴォーカル・トラックやその他の素材があったのを思い出したんだ。リミックスEPを作ることには興味がなくて、オリヴィエのヴォーカルの生素材から、オリジナルのメロディーを使って、まったく新しい楽曲を作ることが今作のコンセプトで、挑戦だった」

・「Beyond My Eyes」試聴
https://vimeo.com/214653200/9e4d745ed1

『Beyond Serious』

[ニュース] Bibio

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